久米島高校　離島留学生の日々　＠じんぶん館

ハイタイ！



先週末、寮生の月例会議、その名も『寮を感じる会』が開かれました。




寮を感じる会とは、寮生たちが学年関係なく、寮生活のなかで不満に思うことや改善した方がいいと思うこと等を話し合い、みんなが過ごしやすいよりよい寮にしていこうと始まった話し合いの場です。

（寮を感じる会の趣旨について、冒頭で副寮長から１年生に説明がありました。）

昨年の１１月から続いているこの会は、寮生それぞれに寮生活の不満がたまっていたことから始まりました。

そのときは、日課のミーティング中にそれぞれの不満が爆発し突如始まった話し合いでしたが、月に一度こういう話し合いの場を設けようとなり、それが今年度も継続されています。

会議の日程や話し合う内容を決めるのも、会議を進行していくのも全て寮生です。



今年度、寮生が前年度より大幅に増え、ルールが細かく変わったところもあるため、今月の会議ではまず寮生活のルールの確認をしました。

学習時間について、掃除について、日曜日の夕食会について、２３時以降の過ごし方について等々…。

その他、今後やっていきたい寮でのイベントの意見を聞いたり、寮長・副寮長から寮で係活動をやってみないかという提案もありました。



会議の途中、先日保護者の方からいただいたお菓子で息抜き時間も‥


（おいしくいただきました。ありがとうございました。）


寮生一人ずつ、今月のおもしろかったことや感じたこと等の発表の時間もあり、内容の一部をご紹介します。

「島の子たちとも仲良くなれて、ガラサー山などを案内してもらえて、楽しかった。」１年生女子

「島の人たちに優しくしてもらえて、いろんなところに連れていってもらえた。自分は朝がすごく苦手だけど、同じ部屋の寮生にも起こしてもらうこともあって感謝している。一人でも起きられるように頑張りたい。」１年生男子

「寮の先輩に限らず、高校の先輩ともたくさん話せて、部活のことなどを聞けて良かった。」１年生女子

「１年生が入ってきて、１年生も上級生も慣れてないことも多いけど、これからみんなでもっと寮をよくしていきたい。」２年生女子

「１年生が寮に入ってきて、自分の世界観もまた広がった気がする。将来は世界一周の旅に出たいと思うようになった。」３年生男子

等々、、いろいろな話が聞け、和気あいあいとした雰囲気でした。



今回は比較的平穏に終わった会議ですが、これから時にはぶつかりあうこともあるかもしれません。

そんなときも、寮生同士よく話し合い、それぞれが互いを認め合えるような集団になってほしいと思います。