2017年11月28日
【久米島離島留学】寮への思い
ハイタイ!
ときどき、こんなことを言ってくれる生徒がいます。
「俺/私、ハウスマスターになりたい」
でもその一方で、同時に人に頼ることの大切さも知った。
寮のなかで、誰が嫌いとかがあるにしても、寮生は仲間であり味方。
勉強に関しても、寮では、常にやってる人がいる。
だから、俺もやばいなっていう危機感が自然と持てるようになった。
ときどき、こんなことを言ってくれる生徒がいます。
「俺/私、ハウスマスターになりたい」
仕事に憧れてそんなことを言ってくれるなんて嬉しいなと思う一方で、
生徒には見えていない多様な業務もあるでしょうし、
どの仕事もそうですが、楽しいことばかりではないぞ〜と思ったりもします
先日も、ハウスマスターになりたいと話してくれた生徒(3年)がいたので、
先日も、ハウスマスターになりたいと話してくれた生徒(3年)がいたので、
どうしてそう思うのか聞いてみました。
まとまっていないのですが、つらつらと話してくれた言葉をほぼそのまま文字起こしで載せます。
「俺、寮に入ってから、今まで持っていた考え方が変わった。
寮に移ってくるまでは、親や周りの人たちが全部やってくれるから、自分は何もしなくていいと思っていた。
でも、寮では自分でやらないといけない。
ハウスマスターや寮生がやってくれるわけでもない。
親が近くにいないから、自分の目の前に起こったことを、自分で解決しないといけない。
何でも自分でやらないといけないことがわかった。
でもその一方で、同時に人に頼ることの大切さも知った。
前までは、人に頼ることって、良いことじゃないというか、抵抗があって、何でも自分でやりたいと思っていた。
でもここに来たら、寮生やハウスマスターと信頼関係が築けたら、人に頼ってなんぼだと思った。
今までは勉強わからなくても、ほったらかしだった。
でも、こっちで、マスターに聞いたり、友達に聞いたりして、なんとか解決しようというふうに考えられるようになった。
あと、寮のいいところは、仲間の大切さを知れることだとよく思う。
寮のなかで、誰が嫌いとかがあるにしても、寮生は仲間であり味方。
誰のことを嫌いだったとしても、じんぶん館の寮生だから、助け合いができたらいいなと思う。
俺が1年の頃なんてダラダラしていて、中学生の俺のまま久米島に来たという感じだった。
そんな俺が、最近、寮生が21名いるなかで、自分に足りないものを持っている人を尊敬すべきだと思うようになった。
中学生のときは人を尊敬するということがなかったけど。
たとえば、自分が努力することが嫌いだとすれば、努力をしてる人は憧れみたいなものに感じる。
きっかけはよくわからないけど、自然に感じてきた。俺が、離島留学説明会で話したり、企画のリーダーをするようになってからかな。
勉強に関しても、寮では、常にやってる人がいる。
だから、俺もやばいなっていう危機感が自然と持てるようになった。
って感じで、寮はいいところだと思う。」
さすが・・・3年生
ハウスマスターとして、この寮を彼らにとっての成長の場として最大限良いものにしたいという思いはありますが、
個性的な生徒が大勢いるなかでそういう場をつくっていくということは非常に難しいところもあり、
日々力不足を感じるばかりです。
時々生徒に嫌な思いをさせてしまったりということもあると思います。
が、時々こうして、生徒が寮の良さを話してくれることがあると、
生徒が大人になるまでのほんの少しの部分にですが、関わることができたのかなと思います
彼からあとになって、「ハウスマスターになりたいというのは冗談だ」ということを強めに言われましたが(笑)、
残り数ヶ月も充実した寮生活になるように、サポートしていきたいと思います
Posted by 久米島高校離島留学生の寮生活 at 23:59│Comments(0)
│寮生活