【久米島離島留学】久米島ワンラブフェスに出店しました

久米島高校離島留学生の寮生活

2016年09月12日 18:00

9/10(土)・11(日)に、寮生で久米島ワンラブフェスという地域のお祭りに出店しました。

ワンラブフェスは、久米島の離島、奥武島(おうじま)で開かれる音楽のイベントで、
今年が4回目の開催です。
2日間、お天気にも恵まれました。

寮生たちは、夏休み前から実行委員を組んで企画を練り始め、着々と準備を進めてきました。


商品は、
・のむゼリー
・サーターアンダギー
・さとうきびジュース
・カルピスジュース
です。

のむゼリーは、担当の寮生が夏季休暇の帰省中にも試作を重ね、、
オリジナルのレシピを考案。はての浜をイメージした可愛らしいゼリーになりました。



さとうきびジュースについては、
地域の方に圧縮の機械をお借りして、
体験型で、お客さんにしぼってもらうことに。

なかなか力が必要で、4人体制です。


今回の出店、実は何から何まで生徒たちが行っています。
買い出し、試作、地域の方々との交渉、値付け、シフト組み、経費精算、ラジオでの広報など・・・

「自分で 探し、選び、決断する」

これが、この寮のコンセプトです。

生徒たちが自らの意思や判断で行動する機会を何度も経験することで、
視野や選択肢を広げてほしいと願い、
(たまに首をつっこみつつ)プロジェクトの進捗を見守りました。








“売る”ことを初めて経験した生徒たち、様々な気づきがあったようです。

【2日間を終えての生徒の感想】

・目標(個数等)を全員で共有できていたら、もっと販売のモチベーションが上がったかも(3女)
・「売る」ことを初めてやってみて、店の景観や人の流れを初めて考えたのが学びになった。(3男)
・計画が後ろだおれしないように、早め早めにしておいたらよかった。(1女)
・売るとき、商品によってターゲットを決めて声をかけたらうまくいくことに気づいた(1女)
・発注がギリギリのものがあって困った。早く決断することが大事(1女)
・今まで消極的だった寮生も、役割を求めてきたのがよかった(2男)
・初日の反省会を通して2日目は修正でき、売上に結果が出た。(2男)
・関わってくれた人へ感謝の気持ちでいっぱい。(2男)
・言われたことをやるのも大切だけど、自分からできることを探してできる人が増えたら、もっといい寮になりそう。(2男)

経営学やリーダーシップ、組織論など、アカデミックな学びにもつながる気づきがたくさんありました。

寮では、このようなプロジェクトを通した学びに今後もどんどん挑戦し、
高校生の生きる力を育んでいきたいと思います。

今回のイベントにご協力いただいた、ワンラブフェス関係者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。


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