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久米島高校離島留学生の寮生活
久米島高校離島留学生の寮生活
沖縄本島から西に約100kmの離島 久米島。
久米島にある唯一の高校、久米島高校では、島外からの生徒を募集する「離島留学制度」を行っています。
こちらのブログでは、島留学生が生活する寮のハウスマスターの視点から、寮生活についてはもちろん、久米島や島留学についてもご紹介していきたいと思います。
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2017年05月30日

【久米島離島留学】沖縄移住の常識・ルール

ハイタイ!


【久米島離島留学】沖縄移住の常識・ルール


今回の記事は、ちょっと特別ですピカピカ

久米島ブロガーズの活動の一貫として、
寮ブログでも、5月共通のお題にそって、記事を書いていきたいと思います。

※久米島ブロガーズとは、久米島町の移住定住推進のためのプロジェクトで、
島内でブログを書いている人がつながって、情報発信を通じて久米島を盛り上げていこうというものです。

↓詳しくはこちらをご覧ください。
「久米島ブロガーズ」 (久米島島ぐらしガイドウェブサイト)



今回のテーマは 「沖縄・移住の常識、ルール」。

出そうとすればキリがないほど!?あるような気もしますが、
ハウスマスターが1年目にびっくりしたことを思い出して書いてみます。




(1)湿気・カビ

4〜6月の湿気が凄まじいです爆発 

湿度が測定不能のときもあります。

内地では味わったことがない湿気で、
床が濡れている、紙がしなしなになる、なんでもすぐにカビが生える、等。。

本棚、カバン、ベルト、畳、放っておくと気づいたときには白っぽく(緑っぽく)なってしまいますがーん

生徒たちも、ベッドの畳にカビが生えないように布団を畳んで立てたり、
クローゼットを開けっ放しにしたりと工夫しています。




(2)虫

虫が多いのは予想できると思うのですが、虫の種類が非常に多いですびっくり!

年中、虫たちはいるのですが、季節ごとに様々な虫が出現します。

1年のうち数週間しか姿を見せない虫たちもいるので、
2年目になると、「お!去年もみた!」と、虫で季節が過ぎていることを感じます。

ちなみに私は、引き出しからチャバネゴキブリが出てきても、
部屋にとんでもなく大きい蜘蛛がいたとしても、ほとんど動じないタイプなのですが、
虫が苦手な人はちょっと苦労するかもしれません汗

また、先日は、男子の部屋にホタルが入ってきていたとかびっくり!!

寮の裏手や、寮の外玄関でホタルを見たことはあるのですが、
部屋の窓からも入ってきていたということで驚きました。




(3)言葉

離島留学生の生徒達は、島に来て、あっというまにこちらの方言(単語)を話すようになります。
私もある程度イントネーションが移ったり、単語単語が理解・使用できるようになっていますニコニコ


「だからよ〜」 (意味:そうなんだよ) ※同意するときの返事 

「しににり〜」 (意味:超だるい、めんどくさい)

「あふぁ〜する」 (意味:気まずくて居心地が悪い)

などなど・・・ 生徒も日常的に使いますキョロキョロ



びっくり!!

本場の地元(久米島)の言葉は、ほんっとうにわかりません。

移住して何年にもなる知り合いで、一見ウチナーグチ(沖縄方言)を話しているように
見える人でも、この会話は何もわからないと言っている人もいます。

島の子どもたちがどの程度使えるのかわかりませんが、
地元の人同士で話すのを聞いていると、移住者からすると、完全に外国語のように聞こえ、話題さえもわかりませんパー





上記以外で、生徒たちにも、沖縄の常識!?を聞いてみました。

すると・・・

・知り合いからマグロもらえる
・船がとまると食料が来ない
・ギョサン(漁業サンダル)利用者が多い 等

などが上がっていました。





あとは、沖縄というより久米島で、ハウスマスターが個人的に良いなと思っていることを
書きたいと思います。

小さい島だからこそ、どの文化も豊かに際立っているというところが、良いなと思っています。

島全体のコミュニティが小さいので、移住してすぐだとしても、「私は〇〇が好き」「私は〇〇が得意」と
一言言うと、「じゃあ、〇〇さん紹介してあげるよ!」と、すぐにそのグループの仲間に入れてもらえると思います。

島のなかでは、テニスが好きな人・バスケが好きな人・踊りが好きな人・楽器が好きな人・読書が好きな人・料理が得意な人・ものづくりが得意な人・・・・などなど、
そういった人の集まりがたくさんあるため、
自分の趣味・興味などがあれば、そこから楽しく輪を広げていくことができます。

都会で暮らす社会人が、たとえば急に1人で「楽器を始めたから、いつかはバンドを組んでステージに立ってみたい」と思うとします。
すると、仲間にはどこで出会えるのか?どれくらい費用と時間がかかるのか?など考えることが多く、
最初のきっかけをつかむのが難しいと、スタートに立つまでに時間がかかると思います。

でも、久米島で想像するとすれば、ちょっと周りに声を上げてみるだけで、どんどんつながっていく気がします。

ですので、生徒たちから「島で〇〇がやってみたい!」という声があがれば、島人のネットワークを駆使して、
何にでも挑戦しやすい環境にあるのではないかと思います。

島の規模感として、誰がどんなことをやっているのか、何が得意なのか、をみんながなんとなく把握しているため、
最初のきっかけがすぐにつかめますし、
周りの人がいろいろな趣味を持って技を披露したり試合をしたりするため、
スポーツ・音楽など、とても身近に感じられるようになります。
生涯学習ができる機会があらゆる場所に無数にある・・・みたいなイメージです。
また、いろいろな人のコラボがやりやすい環境でもあります。

うまく表現できているか、とっても怪しいのですが、
私は都会から久米島に移住して、すごく文化的にいろいろなことを体験し(沖縄ならではの文化も含めて)、学んで、人生が豊かになっている気がしますピカピカ



以上、長くなってしまいましたが、
少しでも沖縄・久米島の情報発信に貢献できればいいなと思います音符オレンジ





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Posted by 久米島高校離島留学生の寮生活 at 07:56│Comments(0)久米島生活お知らせ
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